Activiti日本語情報ブログ

OSSのBPMエンジン Activitiの日本語情報をまとめています。

2016-01-01から1年間の記事一覧

【Activiti開発入門】ビジネスロジックにおけるエラーハンドリング(1) - エラーのスローとキャッチ

概要 今回の入門記事では、Service Taskのビジネスロジックで発生したエラー(例外)のハンドリング方法についてご紹介します。 エラーハンドリングは、大きく2パターンに分かれています。1つ目は、発生したエラーをビジネスエラー(業務上のエラー)として扱…

【Activiti開発入門】ビジネスロジックの作成

概要 今回の入門記事では、Javaを利用して任意のビジネスロジックを記述できるJava Service Taskをご紹介します。Java Service Taskの詳細な仕様に関しては、「Activiti User Guide 8.5.3. Java Service Task」をご参照ください。 http://www.activiti.org/u…

【Activiti EL式】EL式内での変数の存在確認方法

${execution.getVariable('X') != null ? 存在する場合の式 : 存在しない場合の式 }

【Activiti EL式】リスナーのEL式でプロセスの変数にシステムパラメータを書き込む

(例)プロセスインスタンスIDを変数に格納する。 1. 開始イベントのリスナーに以下を追加する。 イベント「start」 タイプ「式」 式 ${execution.setVariable("process_instance_id", execution.getProcessInstanceId())} 2. プロセスの開始時に変数にプロセ…

【Activitiはまりポイント】デフォルトフローの仕様

Inclusive GatewayやExclusive Gatewayの設定でデフォルトフローが設定できるが、こちらで選択したフローは他のフローが選出されない場合有効である。 デフォルトフローの条件は無視される。 http://www.activiti.org/userguide/#bpmnDefaultSequenceFlow

【Activiti入門】並行ルートの作成

概要 前回の入門記事では条件分岐のルートを紹介しましたが、今回は並行ルートを扱います。 並行ルートとは、同時に異なるユーザタスクが割り当てられるルートのことです。 ステップ 並行ルートを実現するには、「ParallelGateway」のアイコンを利用します。…

【Activiti入門】変数

概要 Activitiのプロセスでは、変数を利用してプロセスに関する入力データを扱う。 変数はデータベース(テーブル ACT_RU_VARIABLE)にて管理される。 ただし、変数の値にJava beanなどが格納された場合は、バイナリデータとしてACT_GE_BYTEARRAYテーブルに格…

Activiti 公開情報

Activitiに関して公開されている情報源をまとめました。 Document Activiti User Guide 無料で公開されている公式ドキュメント。 Activiti EngineからActiviti Explorer・Activiti RESTまで薄く広く解説している。 http://www.activiti.org/userguide/ Activ…

【Activiti入門】条件分岐ルートの作成

概要 前回の入門記事では直線のルートを紹介しましたが、今回はもう少し業務プロセスらしい、条件分岐のルートを扱います。 条件分岐ルートとは、入力値に応じて、異なるユーザタスクが割り当てられるルートのことです。 ステップ 条件判定の対象となる入力…

Activiti入門

概要 Activitiでは、BPM 2.0に準拠したBPMエンジン Activiti Engineを中核として、様々な周辺製品が提供されています。 今回のブログ記事では、Activiti Designerで作成したフローをActiviti Explorerにデプロイし、処理を行います。 Activiti Designerは、B…